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備蓄品26品目の内訳 ― 主食7・主菜6・副菜6・水2・その他5をどう組み合わせるか
備蓄は「量」より先に「種類」で詰まる
備蓄というと何日分そろえるかという量の話になりやすい。ただ実際に詰まるのは、量より先に種類のほうである。同じものばかりが増えて、献立として成立しなくなる。
このサイトが扱っている備蓄品は26品目。分類ごとに数えると次のようになる。
| 分類 | 品目数 |
| 主食 | 7品目 |
| 主菜(たんぱく質) | 6品目 |
| 副菜(野菜・果物) | 6品目 |
| その他 | 5品目 |
| 水 | 2品目 |
| 合計 | 26品目 |
主食が7品目でもっとも多い
主食がもっとも多いのは、保存が効く形が多いからである。米・乾麺・パンの缶詰・シリアルなど、常温で長く置ける加工の方法が確立している。
一方、副菜(野菜・果物)は6品目。野菜は水分が多く、そのままでは保存が効かない。缶詰・乾物・野菜ジュースといった加工を経る必要があるぶん、選べる形が限られる。
備蓄が主食に偏りやすいのは、意識の問題ではなく、保存の効く形がどれだけあるかで決まっている。
水は2品目でも、量がいちばん大きい
水は2品目しかないが、必要な量は圧倒的に大きい。飲料水として1人1日3リットルが目安とされ、調理に使う分は別に要る。
品目数と必要量は比例しない。26品目のうち2品目でも、備蓄スペースの多くを水が占める。
組み合わせで考える
分類ごとに1つずつ選ぶと、主食7 × 主菜6 × 副菜6 = 252通りの組み合わせができる。実際には味の相性があるので全部は使えないが、「同じ献立が続く」という問題は、品目数の少なさより組み合わせを決めていないことから起きる。
備蓄を点検するときは、品目の数を数えるより、「主食・主菜・副菜が1つずつそろった献立が何通り作れるか」で見たほうが実態に近い。
ローリングストックが前提になる
備蓄品は置きっぱなしにすると期限が切れる。ふだんから食べて、減った分を買い足す(ローリングストック)ことが前提になる。
このとき効いてくるのが、その備蓄品がふだんの食事で使えるかどうかである。非常時にしか食べないものは回転しないので、期限切れで捨てることになる。26品目のうち、ふだんの献立に組み込めるものから増やすほうが続く。
点検の順番
1. 水から。品目は少ないが量が大きい。ここが足りていないと他が意味を失う。
2. 主食は足りやすい。7品目あり保存も効く。ここは自然に増える。
3. 副菜が抜けやすい。6品目しかなく、加工の形も限られる。意識して入れないと欠ける。
4. 組み合わせで数える。品目数ではなく、成立する献立の数で見る。
出典
このサイトが扱う備蓄品26品目(主食7・主菜6・副菜6・水2・その他5)の分類別の品目数を集計した。